女性のためのザックの選び方①

ちょっとだけスタディー
 アウトドアでは(登山用)リュックサックをザックと言います。もともとカバンを示すSACから転じて言われるようになったようですが・・・。アメリカなどでは背中に背負うという意味から、
バックパックとも呼ばれています。このバックパックから転じてリュックで旅をする人をバックパッカーと言うようになりました。この辺りの語源に詳しい方がいらっしゃったら、是非ご意見下さいね!すぐ訂正致します。
でもまあ、
リュック=ザック=バックパックと考えてほぼ大丈夫だと思います。この定義が間違っていることが源で山で遭難することなどまずないでしょうから!
けれども一般のリュックサックと大きく違うところはいろいろあります。一口で言うとさまざまな自然環境に対応できる機能が満載されていることが特長です。
 また大切なコトとして、
ザックの大きさは「リッター」で表示されていることです。要するにザックの中にお水がどのくらい入るか?という換算方法だと考えたらいいでしょう。言い換えれば「㎥」でもいいのかも知れません。
まあでも「リッター」の方が私たちにも想像しやすいかも知れません。ペットボトル○本分みたいな感じでね。

原則ザックは身体の一部となるようなものを!
私ごとではありますが、昔アウトドアショップのザック売場でアルバイトをしていたことがあります。女性がザックを選ぶ時、ホントは男性よりもいろいろなことを考慮しながら選定するべきなのに・・・!と感じることがありましたから、このコンテンツをつくることにしました。
 さてザックには実にさまざまな種類があります。おそらくアウトドアグッズの中でも屈指のアイテム数になるはずです。
その中から自分に、また自分の目的にあったザックを選び出すということは、
グッズ選びの中で最もムズかしい問題となるはずです。だって状況によってはザックのチョイスが失敗して身体に著しい負担がのしかかってくることがよくあることでなので!ザックは身体の一部になる!ということを忘れないで上手に選び出して下さいね。決してメーカーのネームバリューや「あの人のザックがよさそうだったから同じものを…」みたいな考えはこの際捨てるべきでしょう。特に女性の場合は!
 ごめんなさい!前置きが長~くなってしまいました。けど必要なことでしたので・・・。

原則使用目的を考えて!種類を知る
ザックは目的に応じたいろんな仕掛けが施しているものがほとんどです。すべての状況に対応できるザックなどは存在すらしていません。そこで目的に応じたザックを選ぶために、超超大雑把な『ウェブきゃん流種別』を説明します。もちろんこのコンテンツは入門者向けなので、お店でよく見かけられるようなものだけに限定します。だからキスリングなどは除外しています。
ザックはファスナー式雨蓋式に大別します。
ファスナー式はファスナーによって開閉するもの。雨蓋式は上部を動かして開閉します。見た目ですぐに解ります。
それぞれの長所と短所を列挙してみます。
・ファスナー式
長所
①パネルの開閉が非常にラクチン
②∴(スウガクみたい~っ)荷物の出し入れが容易
③∴タウンユースにも兼用できるザックが多い など
短所
①ファスナーなので重量に弱い
・加重に耐えられずに破損の懸念
・振動でファスナーが開いてしまう
②雨蓋式と比較して防水性に乏しい
③∴大型のザックには不向き
などが挙げられます。
タウンユースとは文字通り日常生活の街中などでも使用できることの意味です。雨に弱いファスナー式ですが、ファスナーの上を覆うフラップがついたものがその欠点を克服してくれています。けれども、このフラップがしばしばファスナースライダーに噛まれてしまい、動かなくなったり面倒をおこしがちなのですが・・・。またこうした問題をクリアするために最近は防水ファスナーなるものが開発されています。またかなりの重量に耐えられる目の荒い強靭なファスナーも登場してきています。けれどこのタイプは目が粗い分だけ浸水の懸念は増加してしまいます。だいぶ改善はされてきていますが、雨には積極的にザックカバーを使用されることをお奨めします。

    

ファスナーを覆うようにフラップがついています
           防水ファスナー                
                              
・雨蓋式
長所
①シンプルな構造なので頑強
②構造上雨水などにも比較的強い防水性に富む
③大型のザックにも向く
④サイズの融通が利きやすい
短所
①上部からだけの開閉なので荷物の出し入れが面倒
②∴詰め方にコツを要する
など。


                   ↑写真は雨蓋を外した図   ↑荷物を最大限に詰めた図。左上の写真と比較
                                     するとザックの大きさが調節できることがわかります。


雨蓋式はベルトの長さを荷物の量に応じて調整してバックルでカチンと留める方式ですので、荷物量が少ない時はコンパクトに調節すればザックの中で荷物が暴れることを防げます。重い荷物がザックの中で暴れてしまうと、登山中の歩行では体力の消耗につながります。疲労困憊の時にはバランスを崩して転倒につながります。実際にこれが元で登山道で転倒、滑落(山から滑り落ちること)された人を見たくらいです。ホントに!
ですから荷物が暴れないようにできるメリットはすごく大きいんです。
また開閉口を上から覆う構造なので、雨には非常に強いです。
 けれど、雨蓋式はなんといっても荷物の出し入れが不便です。上からしか出し入れできないワケですから、一番下の荷物を出す時は荷物をぜ~んぶ出さないとなりません。かなり面倒・不便・憂鬱・・・。
まあ最近は雨蓋式にも一部分サブ的ファスナーを設けて出し入れしやすいモデルも増えてきています。二気室構造といって上半分は雨蓋の開閉で、下半分はファスナーといったモデルが大型ザックでは増えてきています。
このファスナー式と雨蓋式はいろいろなモデルのザックにほぼ共通する種別です。
原則ファスナー式と雨蓋式のそれぞれの長所・短所を知ることで目的に応じたザックを探す手がかりとなるはずです。例えば、日帰りハイキングで荷物も多くない、日常でも使いたい!と考えればファスナー式が無難だなぁ・・・みたいに。


         
    
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